上松日記 食卓編

主に夫の作るご飯の記録

夫飯

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私が体調を崩してから、夫が週に何度かご飯を作ってくれるようになった。

はじめは玉ねぎの皮も剥かずにカレーを煮込むような状態だったが、インターネットや料理本を通して独学で料理の腕をあげていった。

今日、作ってくれたのは、「鶏のバルサミコ酢煮」と「アボカドのグラタン」。

自分は朦朧としてくると記憶が曖昧になってしまうので、せっかく作ってくれたご飯を思い出せなくなることが多い。

なので記録出来るときにしたいと考えた。

「鶏のバルサミコ酢煮」は元々、柳原尚之の「とりの黒酢煮」レシピをアレンジしたもの。そのレシピはこの本の中にある。

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元々の作り方はこちら。

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下茹で用の番茶を烏龍茶にかえて、つけ汁の黒酢バルサミコ酢にかえた。

粒山椒のきいたつけ汁が美味しくて美味しくて、鶏モモが重くなくてふんわりしていて、レシピでは四人分でモモ肉2枚になっているが、するすると食べ終えてしまうので、せっかく作るならこの倍を作った方がいいと思った。日持ちもするし品があるのでおせち料理の一品としてもいけると思う。

付け合せの野菜は庭の畑で採れたもの。

賃貸のハイツが一階で、その前の空き地を自由に使っていいと言われて、野菜と花を植えている。

農薬の使い方がまだよく分からず、ひたすら虫除けにカバーをかけてひたすらに雑草を抜き続けて、結果としてとても過保護な畑になっているが、どの野菜もいとしく美味しい。


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アボカドのグラタンは、クックパッドのレシピからアレンジしたもの。

アボカドをくり抜き、種を取り、実にマヨネーズとブラックペッパー、ベーコン、ジェノベーゼを混ぜて、アボカドの皮に詰め、上に溶けるチーズをのせて、焦げ目がつくまでトースターで焼く。

熱いアボカドがこんなに美味しいとは思わず、びっくりした。

夫の作ったご飯は自分の意識がはっきりしている時は出来るだけ写真に収めている。

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いずれこの生活も終わる。

夫に作ってもらえるご飯は、期間限定の貴重なものだ。

出来るだけ記録していけたらいいと思う。